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イニシャルDとユーロビート


●イニシャルDのアニメ版ではサウンドとCGによりイニシャルDのクルマのバトルシーンの迫力をより一層引き立てている。

●特にクルマのCGシーンに連携してユーロービートの軽快なリズムが使われていることである。

●CGもクルマの挙動とかかなり正確に描写されており、日本のアニメとしてクルマの疾走シーンを描くことに成功したはじめてのアニメとして評価されることであろう。さらに、ユーロビートが重なりその躍動感たるや官能的である。イニシャルDは、はじめのアニメ放映で予備知識なく見たのであるが、やはりこの時の感動が今でも強く心に残っている。

●ユーロビートに関する知識はもともとないのではあるが、イニシャルDに使われているユーロビートはクルマのバトルシーンを彷彿させる形で強く印象に残っている。



★イニシャルDのユーロビートは次の通りです。

SUPER EUROBEAT presents INITIAL D 〜D SELECTION〜 

  1. SPACE BOY
  2. NO ONE SLEEP IN TOKYO
  3. BE MY BABE
  4. REMENBER ME
  5. SPARK IN THE DARK
  6. DON'T STOP THE MUSIC
  7. DANCE AROUND THE WORLD
  8. GET ME POWER
  9. RUNNING IN THE 90'S
  10. HEARTBEAT
  11. BREAK THE NIGHT
  12. BACK ON THE ROCKS
  13. SAVE ME
  14. MY ONLY STAR
  15. around the world

SUPER EUROBEAT presents INITIAL D 〜D SELECTION 2〜

  1. KILLING LOVE
  2. BURNING UP FOR YOU
  3. LONELY LOVE
  4. NIGHT FEVER
  5. DANCING
  6. LOVE & MONEY
  7. DON'T STAND SO CLOSE
  8. DANCING QUEEN
  9. I NEED YOUR LOVE
  10. MAYBE TONITE
  11. LOVE IS IN DANGER
  12. LOST INTO THE NIGHT
  13. STAY
  14. EVERYBODY'S WARMING
  15. WINGS OF FIRE

SUPER EUROBEAT presents INITIAL D 〜D SELECTION 3〜

  1. NIGHT OF FIRE
  2. SATURDAY NIGHT FEVER
  3. ONE NIGHT IN ARABIA
  4. BOOM BOOM JAPAN
  5. BLACK OUT
  6. NIGHT & DAY
  7. BEAT OF THE RISING SUN
  8. ROCK ME TO THE TOP
  9. TAKE ME BACK TO TOKYO
  10. NUMBER ONE
  11. BREAK IN2 THE NITE
  12. INITIAL D 〜HYPER MEGA MIX〜

●アニメのシーンと使用されているユーロビートをまとめてみます。
SUPER EUROBEAT presents INITIAL D 〜D SELECTION〜 
ACT.1:
究極のとうふ屋ドリフト
SPACE BOY/DAVE RODGERS アニメ初回の冒頭シーン。SPACE BOYの軽快なリズムに乗りながら秋名を疾走するハチロク。ドリフトを決め込む迫力あるCGに非常に合っている。空き缶が転がるところが憎い。祐一のクルマのカーラジオからも流れていたりして演出が面白い。
NO ONE SLEEP IN TOKYO/EDO BOYS 高橋啓介がそろそろ引き上げようとしている夜明け前。カウントダウンではじまるユーロビートが流れ出す。後ろから啓介のFDを煽るクルマが出現。啓介は振りきりろうとするが、振り切れなくて焦る啓介。緩い右コーナでFDを抜き去るハチロクが啓介の心配をよそにスーパードリフト(慣性ドリフト)で左コーナーをクリアしていく。この時の曲であるが凄く印象的。
ACT.2:
リベンジ宣言!!吠える13Bターボ
BE MY BABE/JILLY 黄色のFDを乗り回し、秋名のハチロクを探し求める啓介。リベンジを誓いながらドリドリするFD。一方、ガソリンスタンドの店内ではドリキンのドリフトシーンをみんなが見ており、BGMにこの曲がかかっている。
REMENBER ME/LESLIE PARRISH 拓海が豆腐の配達に出かけるシーン。荷重移動のスーパーテックニックを培ってきたドリンクホルダーの水を文太がセットし、秋名の登りを水を溢さないように廻すようにして駆け上がるハチロク。
SPARK IN THE DARK/MAN POWER S13で悲壮感漂いながら一人峠の下りを練習するS13の池谷先輩。思い通りにならないクルマのコントロールにイラつきながらついに対向車に遭遇して事故ってしまう。
ACT.3:
ダウンヒルスペシャリスト
DON'T STOP THE MUSIC/LOU GRANT 高橋兄弟がバトル前にギャラリーにパフォーマンスを披露。白いFCと黄色いFDによる息の合ったパラレルドリフトは圧巻。こんな、ドリフトみれるなら最高!そして、拓海がおやじの作戦に乗せられてハチロクで秋名に向かうシーンと続く。
ACT.4:
交流戦突入!!
DANCE AROUND THE WORLD/DELTA QUEENS 秋名のハチロクを待ってタイムアップ直前。ハチロクが来た情報が無線に入る。ほっとする健二と喜ぶ池谷。たくさんのギャラリーを前に峠を駆け上る拓海のハチロク。中里は拓海の素質を見抜く。待ちかねた高橋兄弟はついにハチロクのドライバーの正体を知る。
GET ME POWER/MEGA NRG MAN パワーでぶち抜こうとする啓介のFDが先行する。第一コーナーでスーパードリフトを決めてギャラリーの度肝を抜く拓海。だが、拓海のドライブには緊張感が一切ない。徐々に追いつかれる啓介は状況が信じられない。
RUNNING IN THE 90'S/MAX COVERI FDを追いつめるハチロク。後ろに張り付かれて啓介は動揺する。啓介の黄色いFDが煽られる展開のバトルシーンにみんな驚く。ガソリン満タンがかかっているこのバトルで拓海は勝負にでる......。
ACT.5:
決着!ドックファイト
HEARTBEAT/NATHALIE ドックファイトの真っ最中にハートビートが鼓動する。拓海が必殺のミゾ落としを決めて啓介のFDを抜き去りぶっちぎりでゴールを駆け抜ける。涼介は白のFCでリベンジを誓い曲とともにフェイドアウトしていく。
BREAK THE NIGHT/TOMMY K 涼介と啓介が溝落としの謎について話し合う場面。この曲のイントロの触りだけなのでインパクトがないが、改めて全部聞いてみるといい曲である。
BACK ON THE ROCKS/MEGA NRG MAN 黒のR32が登場。涼介のFCに後ろから迫る。赤いRのバッチがGT-Rの証。中里のテーマとしてはこの曲の方が似合うしブローオフバルブのプシューッがとてもいい。
ACT.6:
新たなる挑戦者
BACK ON THE ROCKS/MEGA NRG MAN FDにバトルを挑む32Rの中里。白いFDの華麗なるドリフトにたいして漆黒のGT−Rがグリップ走行で追撃する。ザコのS13トバトルをする元S13使いの中里。圧倒的なポテンシャルの違いを見せ付けてS13をぶっちぎる。
ACT.7:
走り屋のプライド
BACK ON THE ROCKS/MEGA NRG MAN 拓海に勝負を申し込んだ中里が秋名を黒のR32GT-Rで疾走する。本来は暗闇に黒いクルマは目立たないがのそ存在感は回りを圧倒する。
SAVE ME/LESLIE PARRIS コケティシュなイメージの曲のはじめでは拓海が「臨時休業」の張り紙をみてぼやく。折角GT-Rとバトルする気になった拓海なのであるがクルマを文太に持っていかれ落ち込んだ。一方秋名はたくさんのギャラリーで賑わっていた。文太の行方を捜そうと電話をかけまくる拓海は「ハチロクを返せ!」と叫ぶ。
ACT.8:
タイムアップ寸前!
MY ONLY STAR/SUSAN BELL 32Rに対抗すべく足回りのセッティングを文太は換えて拓海にハチロクを返した。急いで決戦の地秋名の峠を目指す、ハチロクと180SX。登りのはじめのコーナーで180SXのターボはぶち抜かれてしまった。一方、なつきは入学式の頃の写真で拓海の思い出にひたる。
SUPER EUROBEAT presents INITIAL D 〜D SELECTION 2〜
ACT.9:
限界バトル!
RUNNING IN THE 90'S/MAX COVERI ハチロクと32Rのバトル開始。ストレートでちぎるのは面白くないという中里はアクセルを緩めてハチロクを待つ。そして、高橋兄弟の乗るFCもスタート。三つどもえのバトルが開始された。
BACK ON THE ROCKS/MEGA NRG MAN 32Rのテーマと言って良いほど疾走する黒のGT-Rに似合う。リアのエンブレムのRは不敗神話のR。俺のRについてこれるかと中里は気合を入れる。
BURNING UP FOR YOU/SARA ダウンヒルで真価を発揮するハチロク。高速コーナーで詰められて焦る中里。次第にGT-Rの弱点が露呈し出す。
ACT.10:
爆裂!5連ヘアピン
HEARTBEAT/NATHALIE ついに移動攻撃で強引にインから32Rを抜き去るハチロク。立ち上がりでミスしてリアをヒットしリタイアする中里。クラッシュしたにもさわやかな中里が印象的。でも、板金7万円コ−スの嘆きが悲しいぞ(笑)
LONELY LOVE/SOPHIE イツキのハチゴーを馬鹿にされて切れた拓海。ハチゴーで怒涛の追撃を開始する。イニDのテーマを凝縮したような話であるが性能ではなくドラテクで相手をなぎ倒すのは快感。
ACT.11:
デンジャラス慎吾登場!
NIGHT FEVER/DAVE RODGERS & MEGA MAN ハチゴーを馬鹿にされた拓海は180SXとS13を追撃。下りでも加速しないし食いつかないタイヤながらも二台をぶち抜く。
DANCING/VICKY VALE 愛車が復活して喜んで秋名を走っている池谷先輩に赤いEG-6が迫る。リアバンパーを当てられてバトルモードに移行した池谷先輩であったが、コーナーリングでのブレーキング時にリアを押されてあえなくスピン。クルマは無事であったもののその汚さに怒りを爆発させる。
ACT.12:
FR殺しのデスマッチ
DANCING/VICKY VALE リアをプッシュされてスピンした池谷先輩はきれた。EG-6の慎吾を追いかけたが、見事なFFテクニック(左足ブレーキ)で慎吾にぶっちぎられた。
LOVE & MONEY/ZA-ZA 池谷先輩はS13を拓海に運転してもらい、テクニックを得ようとしたが、拓海の本気ドリフトに絶叫したままなにも得ることができなかった。
ACT.13:
イツキの初デート
DANCING/VICKY VALE 気まずくなったイツキとさおりちゃんのデートの帰り道。ハチゴーのイツキは赤いEG-6にバトルを仕掛けられる。ナビに女の子を乗せているにもかかわらずイツキは本気モードのバトルに突入。クルマ&テクともに劣るイツキは敢え無くもクラッシュ。しかし、さおりちゃんだけは事故の衝撃から守ろうとしたイツキではあったが.....。
ACT.14:
進化するドリフト天才!
DON'T STAND SO CLOSE/DR.LOVE ガムテームデスマッチのコツを掴んだ拓海はフルアクセルでコーナーをかけ抜ける。直線で速いEG−6に陶酔しながら慎吾はハチロクの前に出て挑発する。一方、拓海が心配な池谷先輩たちはハチロクが無事コーナーをクリアしていることに驚く。そして、高橋兄弟の前で対向車を避けるべき片車線4輪ドリフトを決めてかけ抜ける。
DANCING QUEEN/KING & QUEEN 慎吾の悪辣なプシュによるスピンから立ち直るはハチロク。しかし、拓海は切れた。踏みつけたアクセルはもう二度と緩まなかった。