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銀英伝シミュレーションゲームの話その2


<銀英伝ファン>

銀英伝を扱ったゲームは、PC・SFC・SS・PSと色々と出てますね。自分は、PC版は、W,X,Y,Z、それとSFC版と、SS版をプレイしたことがあります。その中で戦略シミュレーションと呼べるのは、セガサターン版とプレステ版とパソコン版の銀英伝4。7は、オンラインRPG。パソコン版の銀英伝XとYは、純粋な戦術シミュレーションゲームになってますね。

こういってはなんですが、銀英伝のゲームは、ストーリーやキャラクターに甘えすぎているせいか、ゲームの中身としては、クソゲーなのが多いと思っております。同盟と帝国の2つしかないので、実際にシミュレーションしてみると、どちらの勢力もある程度拮抗しているもんだから、戦線が膠着してしまい、アニメに見られるようなダイナミズムが失われるというのが多分原因なのだと思います。

ゲームの作成者もそれはどうも理解しているようで、例えばSS版などはイベントを発生させることによって、陣営の膠着をところどころ解消させるようなことはするのだけれども、それをもってしても、行軍と遭遇戦そして艦隊編成の際の人事しかプレイヤーはできないので、ゲームとしての深みはあまり無かったりするので、やはりつまらんゲームであることには変わりがないですね。

これはゲーム製作者の怠慢だと言っていいと思います。銀英伝の魅力は壮大なスケールの艦隊決戦だけではなく、その裏で操っている地球教や、策謀家たちの陰謀、そして将軍達の個性であるはずです。ところが、陰謀に関しては、例えばオーベルシュタイン元帥の場合は、艦隊運用面での数値上のアドバンテージとしてしか表現されず、せっかくの陰謀家の天才も、ただの補佐役としてしか活用できないなんて、クソゲーもいいとこ。その他の将軍も、同じように攻撃や防御といった数値でしか表現されていないのが現状で、正直な話、ビッテンフェルトもロイエンタールもミッターマイヤーも実際戦わせてみると、あまり違いが感じられない。感じられたとしてもわずかな差。これといった劇的な違いが見られない以上、将軍の個性も感じられない。

それでXあたりから、どうもゲーム製作者たちもマンネリじゃいかんってんで、色々考えてゲーム作りしたみたいなのですが、どうもシックリこない。多分、ボーテックの発想力が悪いせいなのだと思います。Xは、あまりにゲームの進行が冗長すぎてアクビが出てくるし、Zはオンラインで対人対戦が売りなのに、肝心の人が誰もいなかったりして、まったくゲームにならなかったりする。

と、コケ下ろしてばかりいる銀英伝ゲームであるけれども、PC版のYは、けっこう面白かったりしました。相変わらず武将の違いは、ロボスとヤンだったらはっきりした違いが出てくるけど、そうじゃないとあまり違いは感じられないが、ワルキューレやスパルタニアンの役割、駆逐艦の破壊力、巡洋艦と戦艦のバランスといった性質が出ていて比較的深みのあるゲームだったと思います。ただしオンライン対戦をしようとすると、ほとんど人がいなかったり、仮にいて対戦しても、どうも保守的でそれこそ同盟や帝国の古参のような思考回路しているような戦術ばかり取るので(これもある意味ゲームのシステムに原因があるのだが、ここでは割愛)すぐに飽きてきましたけどね。

長くなったけどこれにて!