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ヤンの銀英伝(19:マル・アデッタ星域の会戦)

19.ヤン・ウェンリーの足跡(ヤンと民主共和制)



<第71話:マル・アデッタ星域の会戦(前編)>

●ヤン登場せず(ビュコックはマル・アデッタ星系の回廊で地の利を生かしてラインハルトを迎え撃っていた。)


<第72話:マル・アデッタ星域の会戦(後編)>

●ヤン登場せず。(同盟軍は善戦していたが、数に優る帝国軍に次第に追い詰められていた。ついに8割の艦艇を失ったビュコックは味方に戦線の離脱を勧告し、自らしんがりをつとめた。ついにビュコックは戦死し、同盟軍は敗れ去った。ラインハルトはイゼルロン失陥の報を聞きつつ、惑星ハイネセンへの行軍を堂々と開始した。)


<第73話:冬バラ園の勅令>

★ヤンは再奪取したイゼルローンに到着した。ムライたちの合流などにより、ヤンの兵力は次第に増強されつつあった。そうした中、ヤンのもとにビュコックの戦死の報がもたらされ、ヤンは落ち込んだ。

★ヤンは惑星ハイネセンのクーデターの予想を的中させた。そしてリベロ議長は暗殺され、同盟政府は全面降伏した。ラインハルトは、惑星ハイネセンに降り立ち、冬バラ園の勅令を発し、自由惑星同盟の終焉を宣した。ヤンは、「だからこそ、カイザー・ラインハルトが 名君 であるからこそ、 民主共和制の最大の敵 なんだ」と幕僚に向かって言った。


<第74話:前途遼遠>

★ヤンは、同盟政府が崩壊したことによって、動揺したエル・ファシル政府代表と会談したが、パーミリオンの時にラインハルトを撃っておけば良かったといまさら言われて顔をしかめた。

★ヤンはようやくユリアンが持ち帰った地球教の資料の解析を開始し、フェザーンと地球教の影の関係を知った。


★ヤンは専制政治及びラインハルトの善政と比較しながら民主共和制の精神をユリアンと語りあった。

★ヤンはラインハルトのイゼルローン要塞およびエル・ファシルの侵攻作戦を充分予測していた...。


●ヤンは最後まで民主共和制を守り通そうとした。しかし、ラインハルトが名君であることを充分認めていた。ヤンが危惧していたのは、ラインハルト個人の資質ではなかった。専制国家体制が一度確立すると、君主はその個人の資質には関係なく世襲という非合理的手段でその地位が受け継がれることであった。