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銀英伝第1期OVA名言集!
Part.2

イラスト:らいんはると様

■銀英伝の名言を紹介するコーナーです。
タイトル キャラ 名 言セリフ この場面の思い
14 辺境の解放 フォーク&
ビュコック
「ヤン中将ならともかく、勇敢をもって鳴るビュコック提督までが戦わずして撤退を主張なさるとは意外ですな。小官なら撤退などしません」
「そうか、ではかわってやる。私はイゼルローン要塞に帰還する。貴官が変わって前線にくるがいい」
「できもしないことを、おっしゃらないでください。」
「不可能なことをいいたてるのは貴官のほうだ!!。それも安全な場所から動かずにな!!」
「小官を侮辱なさるのですか!?」
「貴官は自己の才能を示すのに弁舌でなく実績をもってすべきだろう。他人に命令するようなことが自分にできるかどうか、やってみたらどうだ!!」
「うっ・・・うう・・・う・・・・・」
ビュコックがフォークをやりこめて病院送りにする場面。間抜けなフォークがみれて面白い。
ラインハルト&
諸提督
「ミッターマイヤー、ロイエンタール、ビッテンフェルト、ケンプ、メックリンガー、ワーレン、ルッツ。かねてからの計画に従い、総力をもって同盟を撃て!!」
「はっ!!」
「待て」「勝利はすでに確定している。」「前祝いだ。卿らの上に大神オーディンの恩寵あらんことをいのって!!」「乾杯!!」
「プロージェット!!」
カシャーン
同盟からみると敵の出陣式なのだが、凄くカッコイイ。グラスを床に叩き付けて割るところは最高ですね。
15 アムリッツァ星域会戦 ポプラン&
コーネフ
「野郎!!」
「やめておけ!!今はそれどころじゃないだろ。帰ってからでも決着はつけられる」
「止めるな、コーネフ」
「やめるんだ!!シェイクリがやられた。ヒューズもだ」
「えっ、あいつらが!?」
「この戦いはヤバイ!!今は生きて帰ることを考えよう」
「クッ・・・・」
ガン
いよいよ、ヤン艦隊が戦闘に突入した。ケンプ艦隊の空戦隊への艦砲射撃によりポプランたちが苦戦しているところに、この戦いの不利さがうかがえる。いつも陽気なポプランも深刻な表情をする。
ビッテンフェルト&
参謀
「ビッテンフェルト提督。敵はすでに我が艦隊の包囲下におります」
「おう!!」
「全艦に伝えろ!!『撃てば当たる・・・・・攻撃の手を緩めるな』とな!!」
いかにも、猛将ビッテンフェルトらしい攻撃支持。さすがの、ウランフ中将も危機に陥る。
ヤン&パトリチェフ
&ムライ
「う〜ん。さすがにフィッシャーの艦隊運動は名人芸だね」
「あの様子ですと帝国側の防御ラインを削り取るのも時間の問題のようですが・・・」
いやあ、敵は消耗戦の愚かさに気づくはずだ。まもなく後退して陣形の再編をはかるだろう」
「それに乗じて攻勢にでますか?提督」
「いや、ここであの艦隊に勝ったところで、全体には帝国軍の優勢は動かない。ここは敵が引いたスキにできるだけ遠くに逃げるのが得策だ」
「逃げる・・・のですか?」
「この戦いは無意味だからね。生きのびるのが先決だ」
「なるほど・・・・・」
いかにもヤンらしい戦局観。ムライは顔をしかめるが、無意味な戦いはしないほうが良策だ。
ヤン&フレデリカ 「よおし!!今だ!!」「全艦・・・逃げろ!!」
「はい!!」
フレデリカがヘイゼルの瞳を輝かせて、うれしそうに答える。
グリーンヒル&
ロボス
「我々は敵の策に乗せられたのです。今は一刻も早く、イゼルローン要塞まで撤退させるべきです。閣下!!御決断を!!」
「兵力の再編成をおこなう」
「全軍をアムリッツァ恒星系に終結させよ」
「閣下」
「このまま引き下がるわけにはいかんのだ!!」
「全軍アムリッツァに終結!! これは命令である!!」
ロボス元帥はもはや、過去の人であった。グリーンヒル総参謀長も力なく従がわざるを得なかった。
ヤン&フレデリカ 「閣下。お食事をなさってください」
「ありがとう。だけど今は食欲がない。それより、ブランデーを一杯くれないか?」
「もう十五時間も召し上がっていません。それにお酒の量が過ぎるとユリアンにいわれませんでしたか?」
「何だ・・・・・君たちは連帯していたのか」
「やれやれおいでなすった・・・・・。中尉、せっかくだが時間がなくなった。後にしてもらおう」
「はい」
「生き残ったら、余生は健康に留意することにするよ」
ヤンの健康を気遣う、ユリアンとフレデリカ。単に副官の職務だけではなくなっているフレデリカ。それにしても、ブランデーが好きなヤン提督でした。
ビッテンフェルト 「ちい!!ヤン・ウェンリーめにはかわされたか。まあいい・・・・・」
「進め進め!!」
「勝利の女神はおまえらに下着をちらつかせているぞ!!」
いいね。ビッテンフェット!!このキャラ最高。
旗艦オペレータ&
ムライ
「背後に新たな敵艦隊出現!!」
「・・・・・数・・・・・・・お・・・・・・・およそ三万!!」
「三万隻!!」「まさか!」「機雷原はどうしたのだ!!」
「突破された模様!!」
フレデリカかヘイゼルの瞳をうるうるしているのが印象的。キルヒアイス艦隊の参入で勝敗が決した瞬間でヤンは黙ってこの難局の善後策を考えていた。
16 新たなる潮流 ヤン幕僚&
ヤン
「味方は総崩れです」
「どうなさいます?ヤン提督」
「そうだな。逃げるにはまだ早いだろう」
ヤンの戦術家としての才能が面目躍如する。絶対的に不利な状況でも決して負けない、不敗のミラクルヤン。
ムライ&
ヤン
「提督!!」
「もう少しだ!!もう少し踏みとどまれば、味方はイゼルローン回廊に逃げ込める!!」
ラインハルトに一目を置かれるヤン。絶妙なタイミングで敵を抑え、味方艦を助ける。
ロイエンタール&
ミッターマイヤー
「・・・なかなかどうして、大した奴がいるな敵にも・・・・」
「ああ、今度逢う時が楽しみだ」
敵将からも賞賛されるヤンの勇戦。
フレデリカ&
ヤン
「閣下・・・・」
「レディの前だけど失礼するよ」
「どうぞ・・・・紅茶でもお持ちしましょうか?」
「いいね。できればブランデーをたっぷり・・・・」
「はい」
戦い済んで紅茶を所望するヤン。でも、本当はブランデーがお目当てらしい。
フレデリカ&
ヤン
「中尉」
「はい?」
「・・・私は少しだけ歴史を学んだ。それで知ったんだが・・・・人類の社会には思想の潮流が二つあるんだ...。人の命より価値があるという説と・・・・命に優るものはないという説だ・・・・・」
「・・・・・・・・」
「人は戦いをはじめる時、前者を口実にし、やめる時に後者を理由にする・・・・それを何百年何千年と続けてきた・・・」
「閣下・・・・」
「いや、人類全体なんてどうでもいい。私は全体、流した血の量に値するだけの何かをやれるのだろうか」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・すまない。変なことをいったな。気にしないでくれ」
「いえ、よろしいんです。紅茶をいれてきます。ブランデーを少しでしたね」
「たっぷり」
「はい、たっぷり・・・・・」
ヤンの歴史観が聞かれる名場面。でも、紅茶にブランデーは少しの方が美味しいと思いますが、いかがでしょうか?
ラインハルト&
キルヒアイス
「皇帝が死んだ・・・?」
「心臓発作だそうです」
「自然死か・・・?あの男にはもったいない!!」
「あと五年・・・・いや、あと二年永く生きておれば・・・犯した罪にふさわしい死にざまを与えてやったのに」
皇帝が死んで風雲急を告げる中、ラインハルトの新たなる跳躍が始まる。
ヤン&
アッテンボロー
「アッテンボロー、おまえさんにもきてもらうぞ、イゼルローンへ」
「アイアイサー!!」
ヤンはイゼルローン要塞及び駐留艦隊の司令官に任命され、ヤンの仲間たちがイゼルローンに終結した。
17 嵐の前 ユリアン&
ヤン
「提督。銃をお忘れです」
「いらない、いらない」
「提督!!」
「でも手ぶらでは・・・」
「ユリアン。もし私が銃を持っていて撃ったとしてだ当たると思うかい?」
「・・・いいえ」
「だったら、持っていたって仕方がない」
「はあ・・・・・・・・・」
「そういえばシェーンコップに射撃を習っているんだって?」
「はい・・・准将のおっしゃるには僕、筋がいいそうです」
「そいつは頼もしい、いざとなったら助けてもらおう」
「ええ必ず守ってさしあげますよ」
「こいつっ!!」
あの悲劇の伏線なのか?今となっては寂しい会話に感じる。ヤンがもっと射撃の腕前を上げていれば良かったのに....。
ラインハルト&
ヤン
「勇戦むなしく敵中に囚われた忠実な兵士たちよ〜〜〜自らの意志を持って軍に復帰せよ〜〜〜銀河帝国宇宙艦隊司令長官ラインハルト・フォン・ローエングラム元帥」
パチパチ
「完璧だ」
ラインハルトの名演説も聞きごたえがあるが、すべてを看破しているヤンの皮肉な賞賛も良い。
ヤン&
ユリアン
「ジークフリード・キルヒアイス・・・・か」
「感じのいい人でしたね・・・」
「うん、妙なものだな。味方の政治家より敵の将軍に好感を持てるなんて・・・」
「あってみたくなったな・・・・」
「・・・・・・?」
「ローエングラム候ラインハルトに・・・・・」
帝国の将軍に魅力を感じるヤンではあるが、民主共和制の原則をあくまでも守り通そうとするところが歯がゆいところでもあるが、美点でもある。仮に、ヤンがラインハルトに人間的魅力を感じても決して専制政治に組しない態度は首尾一貫している。
ヤン&
ユリアン
「お疲れ様でした提督」
「ああまったく疲れたよ。トリューニヒトの演説は聞かされるわ、社交辞礼に付き合わされるわ。これも給料分かなあ・・・」
ラインハルトの名演説に対比してヨブヨブの演説が聞かれる。いかにも俗物のヨブヨブのそれには説得力がない。ヤンの給料分の働きという言葉はいつ聞いても身につまされるものがある。
18 リップシュタットの密約 マリーンドルフ伯&
ヒルダ
「マリーンドルフ家のためなど考えなくてもいい・・・・。むしろマリーンドルフ家を道具にして、おまえの生き道を拡げることを考えなさい・・・いいね」
「ありがとうお父様・・・・・・・。マリーンドリフ家の命運を私に委ねてくださって・・・・・・・」
そして・・・・・面白い時代に私を生んでくださって・・・・・・
ヒルダがラインハルト陣営に組することを決断した場面。ヒルダとラインハルトの出会いもまた、銀河の歴史の1ページになる。
ヒルダ&ラインハルト& 「・・・・実際に戦闘するのは兵士達です。平民や下級貴族の兵士達は、閣下とブランシュヴァイク公とどちらを支持するか、火を見るより明らかではありませんか」
「見事な見識をお持ちだ・・・・・。」「結構!!」「そういうことであれば、私も味方は欲しい」
ヒルダの聡明さに感銘して、ヒルダの申し入れを承諾する、ラインハルト。
エーレンベルグ&
ビッテンフェルト
「無礼な!!何を求めての事か知らぬが、成りあがりの青二才は礼儀を心得ぬのか!!」
「失礼いたしました。私が求めておりますのは時代の変化をお認め頂くことです。」
元帥閣下
ビッテンフェルトが慇懃無礼にかっこいいセリフを決める場面。

ラインハルト&文官
「公称?」
「は、はあ......」
「ああ!!」
「公文書に載せる敵の公称を定めませんと....」
「よい名がある!!賊軍というのだ!!」
「賊軍でございますか?」
「そうだ。そして、帝国中に伝えろ!!奴らにも聞こえるようにだ!!おまえらは賊軍だと!!」
「はっ!!」
「ではいくぞ!!賊軍のたてこもるガイエスブルグへ」
ラインハルトが大義名分を得て、貴族連合を討ちにいく場面。自信に満ちて貴族連合を賊軍と呼ぶあたりが非常にエンディングとマッチしていて良い。
19 ヤン艦隊出動 ポプラン&
ユリアン&
コーネフ

ムライ
「よう、ユリアン!!いよいよおまえさんの大好きな疾風怒濤の時代がやってきたな・・・」
「不本意ないわれようですね」
「いやユリアン君、気にしないでくれ。こいつは一人称と二人称を取り違う癖があるんだ」
「何だ、それは・・・・」
コホン
「困ったものだ・・・」
同盟に叛乱が起きているにもかかわらず、イゼルローンの面々は、気楽なものであった。ご意見番のムライの存在も光る。
キャゼルヌ&
ヤン&
シャルロット・フィリス
「アレックス・キャゼルヌ少将、着任しました」
「ごくろう!!」
「無事でなによりでした」
「アハッ、おにちゃん・・・・」
「回りはエライ騒ぎだったからなヒヤヒヤものさ」
キャゼルヌが揃い、ヤンのイゼルローンの陣容が揃った。ユリアンにシャルロット・フィリスが話しかけるが、シャルロット・フィリスの妹は依然謎の存在で名前もセリフもなかった。
ユリアン&
ヤン
「・・・提督。ドーソン大将はお幾つですか?」
「四十代半ばだろう・・・」
「提督は三十歳ですよ」
「なりたくてなったんじゃないぞ」
三十歳で独身のヤン。歳の話題は、ポプラン、アッテンボローも嫌う。(わたしも嫌い!(笑))
ヤン&
フレデリカ
「辞めたいのかね?」
「いえ・・・でも・・・」
「きみがいなくてないと困る」
「えっ」
「私は物覚えが悪いし、メカにも弱いし・・・・・・有能な副官が必要なんだ」
「はい、務めさせて頂きます閣下」
父親が救国軍事会議の首謀者だったので、副官の任を解かれると覚悟していたフレデリカを力づける。ヘイゼルの瞳を輝かせるフレデリカは印象的。
シェーンコップ&
ヤン
「さぁてね・・・・わたしにも実はよくわかなんのです。何しろあなたは矛盾の塊ですから」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「なぜかというと・・・・」
「まず、あなたほどの戦争の愚劣さを嫌っている人間はいないでしょうに・・・同時にあなたほどの戦争の名人はいない・・・そうでしょう?」
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「あなたは今の同盟の権力体制がいかにダメなものであるか骨身にしみて知っている。それなのに全力をあげてそれを救おうとする。こいつも大いなる矛盾ですな」
「私はベターなほうを選びたいんだ・・・・今の同盟の権力者達が能力的にも道徳的にもダメだってことは、確かにわかっているさ。だけど救国軍事会議とやらのスローガンをみただろう?あの連中は今の連中よりひどいじゃないか?」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「そこへあなたが乗込んで掃除人どもを追い払い、民主主義の回復者として権力を握るんです。これこそ、ベターですよ」
「・・・独裁者ヤン・ウェンリーか・・・どう考えてもガラじゃないね」
ヤン思想が的確の現れている場面。シェーンコップがけしかけるが決して乗ってこないヤン。いかにも、ヤンらしくて良い。
20 流血の宇宙 ミッターマイヤー 「いつまでも我らが同じ宙域に留まっておる訳がなかろうに・・・」
「平民はいつでも黙って貴族に殴られるのを待っているものだと思い込んでいるらしいな・・・」
「これだから貴族の馬鹿息子どもは度し難いのだ・・・」
平民出身のミッターマイヤーらしい言葉。貴族には何度も苦汁を飲まされてきた。
オーベルシュタイン&ラインハルト 「オフレッサー1人のためにことごとく撤退を余儀なくされております」
「オフレッサーは勇者だ。ただし石器時代のな・・・」
「撤退を余儀なくする」とうい言葉は良く聞く、銀英伝らしい言葉。ラインハルトの辛辣さもオフレッサーに対しては心地よい。
21 ドーリア星域会戦、そして・・・・ バクダッシュ&
ヤン&
シェーンコップ
「ところで・・・・副官のグリーンヒル大尉がいないようですが・・・・」
「彼女は立場が立場なのでイゼルローン要塞に残してある」
「・・・・・・」
「あっ!!」
「!?」
「やれやれせっかくのキスマークが・・・・ちょっと失礼」
情報戦のプロのバクダッシュがヤン艦隊に送り込まれてきたが、フレデリカの存在を気にしていた。すかさず、ヤンははごまかしたが、さらにシェーンコップはさりげなく援護射撃した。ホントに芸が細かい......。
シェーンコップ 「クーデターが成功しようが同盟がどうなろうが俺にはかまわんがね、だが、こんなところでヤン・ウェンリーに死なれちゃ、今後の歴史の展開が面白くないからな・・・・」 うんうん、シェーンコップらしいセリフ。
ヤン&
シェーンコップ
「バクダッシュはどうしてる?」
「脱出の疲れがでたんじゃないですか?よく眠ってますよ」
「何かやったのか?」
「いや、タンクベットの目盛りをちょっとね、冷凍睡眠モードにしておいただけですよ。第十一艦隊がかたづくまではね・・・・」
「ご苦労さま」
シェーンコップのとぼけた味が出ていて非常に面白い。
ヤン 「司令官のヤン・ウェンリーだ!!」
「みんなそのまま聞いて欲しい」・・・・・」
「まもなく戦いが始まる。ろくでもない戦いでだが・・・・」
「それだけに勝たなくては意味がない・・・・・」
「勝つための算段はしてあるから無理をせず気楽にやってくれ」
「かかっているのはたかだか国家の存亡だ・・・・・・」
「個人の自由と権利に比べれば大した価値のあるものじゃない・・・・」
「それでは、みんなそろそろ始めるとしようか・・・・・」
同盟軍の同士討ちを前にしたヤン艦隊全員に対する訓令。国家より個人が大切だなんて、如何にもヤンらしい。
グエン・バン・ヒュー 「おう!!やっと出番か!!」
「いくぞ!!全艦!!」
「突撃だぁ!!」
「わっははは・・・・・・こいつはいいぞ!!どっちを向いても敵ばかりだ!!」
「狙いをつける必要もない!!」
「とにかく撃てば敵に当たるぞ!!」
ビッテンフェルト?と思わせる同盟側の豪傑。こういう局面では頼もしい奴。
ポプラン 「三機目!!」
「各中隊、生きてるか!?」
「ウィスキー、ウォッカ」
「ラム!!」「アップルジャック!!」
「各中隊応答しろ!!」
「生き残れよ!!」
ポプランの面目躍如。各飛行隊がお酒関係なんだけど....。
ヤン&
ユリアン&
バクダッシュ
「それだけでは殺す理由にはならんぞ、ユリアン!!」
「理由はあります。捕虜の身でありながら、提督の銃をうばい暗殺しょうとしました!!」
「うん、そいつは大変だ・・・・・殺されても文句はいえんな」
「そんな・・・・・・提督!!」
バクダッシュがヤンファミリーに加わったシーン。ユリアンはバックダッシュに対する不信を払拭できないが、ヤンはすでに見切っている。
22 勇気と忠誠 コンラート・リンザー&
コンラート・フォン・モーテル
「ほう、奇遇だな。俺もコンラートさ。コンラート・リンザーだ」
「どうしましょう、敵が近づいてきましたよ」
「敵?敵とは誰のことだ?俺たちをこんな目に合わせてくれた奴こそが敵さ」
自分の退路を拓くために味方に発砲する貴族にあきれる兵士たち。もはや、勝敗は決していた。
ラウディッツ中佐&
リッテンハイム
「汚いだと!!」「これは、リッテンハイム候のために、命がけで戦い侯爵が逃げ出したたために死んだ俺の部下だ!!」
「なにをしにきた無礼な奴め」
「おまえが命を捨てて御守申し上げたリッテンハイム候はこの方だ」
「忠誠の褒美を頂け!!」
「ひいいいいいっ」
貴族の論理に民衆の怒りが爆発。
ミッターマイヤー 「おっと、ちゃんとついてこないとダメだろうが」 ばか貴族の指揮官を自分の思い通りに操るミッターマイヤーにはラインハルトも一目を置く。
ビッテンフェルト 「元帥より、ブランシュヴァイク公捕らえたものは、一兵卒でも将軍にしてくださるとの御沙汰があった。機会を掴めよ!!」 やはり、ビッテンフェルトのこのセリフはかっこ良く決まる。
23 黄金樹は倒れた アンスバッハ 「ゴールデンバウム王朝もこれで終わった・・・・・・」
「自らの手足を切り取って、どうして立っていることができるだろう・・・・・・・」
貴族連合の中では良識派。この言葉によって拘禁されるが、最後まで主君に忠誠を誓った忠臣である。
ファーレンハイト 「馬鹿な!!」
「そもそも我らは同志であって主従ではない!!」
「軍事の専門家として最悪の事態を招かぬように忠告している小官に対して命令がましく御自身の意志をおしつけるとは・・・・・・・・ブランシュヴァイク公は何を勘違いされたか!!」
ファーレンハイトが貴族に正論を吐く。さすがに、このあとラインハルト陣営に組するだけある人材である。
メルカッツ&
ファーレンハイト
「わしは四十年以上も武人としてゴールデンバウム王朝にお仕えしてきた・・・・・」
「それが滅びるなら、せめて命運を共にするのが最後の務め・・・・・・」
「フッ・・・・・・・・どうも我ながら不器用なことだ・・・・・・」
「閣下!!」
「ファーレンハイト中将、卿はまだ若い。滅びゆく王朝に殉じることはあるまい・・・・生きられよ。生きて武人としての生をを全うされよ」
老練なメルカッツ提督の渋さが目立つ名シーン。この忠誠心も受け入れてくれるものがいない。
ラインハルト 「今だ!!」「全艦突撃!!」「最大戦速!!」
「全艦隊!!」「我に続け!!」
ラインハルトは戦場で最前線に立ってこそ光る。
ミッターマイヤー&
ロイエンタル
「大貴族どものあんな惨めな姿を見ようとは想像もしなかったな・・・・」
「これは新しい時代の始まりといっていいのかな」
「あきれたものだな、ああなっては貴族もおしまいだな」
「そう、やつらの時代は終わった。これからはオレたちの時代だ!!」
貴族を嫌う平民出身のミッタマイヤー。ローエングラム公のもとで新しい時代が来たことをこの二人は確信した。
24
誰がための勝利 ムライ&
ヤン
「彼らの日和見主義もあきれたものですなぁ」
「そうでもないさ。固い信念なんてものは、かえって信用がおけんね」
「だいたい、戦争なんてものは固い信念を持ってるもの同士が起こすんだからね」
まさに、名言。それに、なんたる皮肉。さすが、ヤン提督。
ムライ&
ヤン&
ユリアン
「我々はまだ勝っていない」
「アルテミスの首飾りですか・・・・・」
「うん?それもある」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「・・・・・・実はアルテミスの首飾り自体は大した問題じゃないんだ」
「!?」
「・・・・・・・・・というよりハードウェアに頼って戦争に勝ったためしなんてない・・・・・」
「ハードウェアに頼って戦争に勝ったためしなんてない」ってヤンが言うと真実味がある。
リンチ&
グリーンヒル
「違う、違うんだ.......。ヤンは確かに予想以上に恐ろしい男だ。だが、それはあんたが考えているのと少しばかり違うんだ」
「なに!?」
「フフフ・・・・・・・・ヤンが恐ろしいのは奴がいっているのがすべて事実だからですよ。ははは・・・・・・!!」
「事実!?ヤンのいうことが事実だというのか?」
ヤンはラインハルトの陰謀を見抜いていて。が、軍事クーデターは防げなかった。このへんにヤンの限界があり、ラインハルト的にはなれない弱みがある。
ヤン&
フレデリカ
「グリーンヒル大尉」
「・・・・・一時間いえ二時間だけ・・・・・・いただけますか?。私は自分が立ち直れることを知ってますけど・・・・でも、今すぐは駄目です・・・・・・ですから・・・・・・・・・」
「大尉・・・・・・そのなんというか・・・・・気を落さないように・・・・・」
父親の不名誉な死に落ち込むフレデリカにやさしく声をかけるヤン。こういうときのヤンは頼りなげな単なる青年に過ぎなくなる........。
エベンス&
ヤン
「ヤン提督!!〜貴官こそが帝国の専制の存続に力を貸したことになるのだ」
「専制とは市民から選ばれない為政者が権力と暴力によって市民の自由を奪い支配することだろう。それは即ち貴官たちが今ハイネセンでやってることだ」
「・・・・・・!!」
「貴官たちこそが専制者だ」
「違う!!我々は自己の権力を求めているのではない。政治の腐敗を正すために他に方法がなかったのだ!!」
「政治の腐敗とは政治家が賄賂をとることじゃない。それは、 政治家個人の腐敗であるしかない.....政治家が賄賂をとっても、それを批判できない状態を政治の腐敗というんだ」
「・・・・・・・・・・・」
「貴官たちは言論を統制した!!それだけでも帝国の専制政治や同盟の現在の政治を非難する資格はない。そうはおもわないか?」
ちょうど銀英伝の伝言板で民主共和制について議論した場面である。この場面には学ぶべく教訓が多い。
ビュコック&
ヤン
「・・・・・・で、グリーンヒル大将はどうした?」
「亡くなられました・・・・・・・」
「・・・・・・・そうか、また老人が・・・・・生き残ってしまったか・・・・・・・」
「老兵は死なず、ただ消えていくのみ」(by マッカーサ元帥)を思い出させる。しかし、グリーンヒルのような人物もいなくなり同盟軍の人材もいよいよ薄くなった。
ヤン 「なんで私がトリューニヒトの・・・・・・野郎なんかと・・・・・・・・あんな奴の権力を守るために・・・・・・・・・グリーンヒル大尉などは実の父親と戦わなきゃ・・・・・ならなかったんだ!!」
「ましてジェシカは・・・・・・・・・・くそっ!!」
ヨブヨブに握手を求められその後、手を洗いながらぼやく名場面(?)。今回もこの怪物は傷つかなかった。それどころか、さらにこの男に権力が集中することになってしまう。なんとも皮肉なことである。
25 運命の前日 ラインハルト&キルヒアイス 「お説教はたくさんだ!!
「!!」
「第一キルヒアイス!!この件に関して俺がいつおまえに意見を求めた!?」
「・・・・・・・・・・・」
「いつおまえに意見を求めたと聞いている」
「・・・いえ、お求めになっていません」
「そうだろう。おまえは俺が求めた時に意見をいえばいいんだ。・・・・・・・・すんだことだ、もういうな」
「ですがラインハルトさま。政略のために民衆の犠牲をいとわないというのでは、あのルドルフ=フォン・ゴールデンバウムとなんら変わるところがないではありませんか!!」
「キルヒアイス!!」
「はい!!」
おまえはいったい俺のなんだ!?
「・・・・・・・・・。私は閣下の忠実な部下です。ローエングラム候・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
キルヒアイスの諫言に対して心を閉ざすラインハルト。キルヒアイスの言いたいことは重々承知しているだけにそう言わざるを得なかったラインハルトの心情はわかるような気がする。ラインハルトにはこの時の後味が一生つきまとうわけだし、キルヒアイスとの確執が決定的になって例の悲劇につながるわけである。しかし、キルヒアイスの「私は閣下の忠実な部下です」というセリフはさみしい。
ラインハルト&オーベルシュタイン 「私もいったはずだ!!キルヒアイスは私自身も同様だと。たとえ全宇宙が私の敵になろうともキルヒアイスは私に味方するだろう」
「・・・・・・・・・・・」
「実際、今までずっとそうだった。だから、私も彼に報いてきたのだ。そのどこが悪いのだ!?」
−−−−−−−−−−−−−−−−
「わかった。もういい。くどくいうな」
オーベルシュタインの組織ナンバー2の不要論をいやがうえに聞き入れてしまったラインハルト。これが、例の悲劇の伏線となる。
ラインハルト&キルヒアイス 「力だ!!」
「えっ?」
「力がほしい」
「ラインハルト?」
「姉さんを取り返すにはあんなくだらない奴やのいうことを黙って聞かなくてもすむだけの力がいるんだ!!」
相手が貴族なら貴族をしのぐ力を。相手が皇帝ならば皇帝を!!
少年の頃の回想シーン。野心のすべてがここにあった。ついに皇帝の力を得ようとするラインハルトではあったが....。
26 さらば、遠き日 ラインハルト&ミッターマイヤー 「キルヒアイス!!」
「だめです、なくなりました・・・・・・・。この上はせめて安らかに・・・・・・・・」
嘘をつくなミッターマイヤー。卿は嘘をついている。キルヒアイスが私を置いて先に死ぬわけはないんだ!!」
嘘であればいいんだけど、ミッターマイヤーは返す言葉がなくなった。勝ち気なラインハルトにももろい一面があった。これから立ち直る立ち直るにはしばらく時間が必要だった。
オーベルシュタイン&ミッターマイヤー&
ロイエンタール
「権力とはそれを獲得した手段ではなく、いかに行使したかによって正当化されるのだ」
「陰謀も詐術もこの際やむを得ぬな」
「この機にローエングラム候の敵を一掃し全権力を奪取する!!」
オーベルシュタインは冷徹である。この状況においても盟友だったリヒテンラーデ公を排除し一気に権力奪取をすることを提言する。諸提督もその策に賛同し、帝国の風雲は急を告げる。こういうところは、オーベルくんの面目躍如といったところ。
リヒテンラーデ公&
ロイエンタール
「馬鹿な!!なんの証拠があって.....」
この帝国で罪科を問うのに証拠が必要とはしりませんでしたな」
「なに!!」
「閣下が奉じてこられた、そうした体制に殉じていただく。本望でありましょう」
「くっ!!」
貴族の論理も力には通用しない。貴族には貴族を凌ぐ力を、皇帝には皇帝を凌ぐ力を手に入れた今は銀河の半分を手に入れたのに等しい。
ラインハルト 「・・・・・そう、宇宙を手に入れるのだ。失ったものの大きさを思えばせめてそれくらい・・・・・・・手に入れなくてどうするのか・・・・・・・」 ラインハルトは姉アンネローゼの激励により復活する。やはり、落ち込むラインハルトよ自信に満ちたラインハルトの方がいい。
ラインハルト&
ロイエンタール
「もし、成長して私を討とうとするならば、それもよい。実力のない覇者が打倒されるのは当然のことだからな・・・・」
「卿らも同様だ、私を倒すだけの自信と覚悟があるのなら、いつでも挑んできてかまわないぞ」
「御冗談を・・・・・」
ロイエンタールの悲劇を予感させる場面。また、ラインハルトの反世襲的権力論を端的に語るものである。
ヤン&
ユリアン
「紅茶さめますよ」
「フッ、おまえ私が紅茶さえ飲んでいれば幸せだと思っているだろう・・・・・。いずれにせよ、帝国の内乱も終結したらしい。のんびり紅茶を飲んでいられるのも今のうちかもしれんな・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
数多いテーマの一つに紅茶論がある(笑)
ラインハルト 「もはや失うものはなにもない。だが、なればこそ俺は戦う。おまえとの誓約を守るため。そしてこの胸の渇きをいやすなにかを得るため」
「それは、よき友か・・・・・・?」
「それとも、強き敵か・・・・・・?」
「ヤン・ウェンリーおまえならそれに応えてくれるのか!?」
ヤンにキルヒアイスの代わりを求めるラインハルト。もはや。ヤンの存在はラインハルトの中においても大きなものになっていた。

(完)