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ヤンの銀英伝

20.ヤン・ウェンリーの足跡「遺産」(ヤンの歴史の始まり)No.110



●銀河の歴史もあと1ページ。ついに、銀英伝も大詰めです。


★ルビンスキーの火祭りの混乱の結果、シューマッハが憲兵隊に確保された。幼帝ヨーゼフの消息の話はもはやどうでも良かった。それより、最後の地球教の残党どもの話しに興味がもたれた。

★フェザーンに向かうブリュヒルトの艦内で、ユリアンは、皇帝ラインハルトと対談する機会をしばしば得た。ラインハルトはヤンの逸話を聞くことを好んだ。そして、今後の政治について真剣に討議された。
<ヤンの理想の提案と実現性>

という方向で落ち着いた。

★伊達や酔狂で参加したヤンの仲間たちも、フェザーンに到着し今後の身の振り方を考えた。


★ついに、皇帝ラインハルトの容体は急激に悪化した。新帝国軍の幕僚たちが招集されラインハルトを心配した。そして、ユリアンらもラインハルトのもとに呼ばれた。

★オーベルシュタインは皇帝ラインハルトまでを囮に使い、地球教徒の残党をおびき寄せた。やがて、地球教徒との戦闘が始まった。

★ユリアンたちも地球教徒と戦った。そして、ヤンの敵として、ド・ヴィリエ大主教をユリアンは射殺した。


★結果的にオーベルシュタインの殉死は、自らを囮にして地球教徒からラインハルトを守ったことになる。

★ラインハルトは皆が見守る中で静かに息を引き取った。宇宙を手に入れた若き英雄も命数を使い果たした。

★ユリアンはハイネセンを含むバーラート星域の自治権の確約を得て使命を果たした。たったこれだけのものを得るために、帝国と同盟は果てしなく戦いを続け、膨大な犠牲を払った。その中にはヤンの尊い犠牲もあった......。伝説は終わり、歴史が始まった。


●ヤンの足跡として、ヤンを中心とした銀英伝を語ってみた。振返れば、この企画も1年かかってしまった。当然ながら、第4期はヤンの視線としては非常に語りにくいものであった。ヤンの足跡の連載のペースも極端に落ちてしまった。しかし、ホームページ掲載1年の節目と思い今日、UPすることができた。(1996年10月23日開始、1997年10月19日完了)

●思えば、ヤンの銀英伝は第3期で終わっていた。第4期はそれなりにいろいろ考えさせられることも多く、面白いことは面白かったが、やはり、銀英伝の続編でしかなかった。ユリアンでは力不足は否めないし、皇帝ラインハルトだけでは役者としては不足していた......。今後の外伝でのヤンの活躍に期待をしているが、いったいどうなるんでしょうか?。エル・ファシル英雄の頃のヤンとか若い頃のヤンの活躍を是非見たいものです。