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ヤンの銀英伝

5.ヤン・ウェンリーの足跡「遺産」(ヤンと帝国軍の双璧)



★銀英伝は難しい言葉が多い。この、「矜持」もラインハルトあたりが良く口にする。(矜持:自分の能力を信じて持つ誇り。自負)

★ロイエンタールは、ウルヴァシー事件で窮地に陥った。「ラングとかいう、人間のふりをした害虫めの参画した結果に違いない」「ヤン・ウェンリーのような用兵の芸術家にならともかく、奴ごときの手で鎖をはめられて、おめおめと余生を送るのでは、この身が哀れ過ぎる」

★「ヤン・ウェンリーなら、平和な時代にあって平和な生き方ができただろう。彼自身もそれを望んでいたようであるが、それは達成されぬままに終わった」

★ロイエンタールは、ヨブ・トリューニヒトを呼び出して監禁を命じた。「イゼルローン要塞へ使者を送れ。そして伝えるのだ。イゼルローン回廊を帝国軍が通過しようとしたとき、それを阻止してくれたら、旧同盟領全域の支配権を彼らにくれてやる、とな」

★「おどろくことはない。おれが欲するのは、帝国の支配権だ。旧同盟領など、共和主義者の残党どもに、くれてやる」「もし、奴らが望むなら、民主政治の裏切り者、ヨブ・トリューニヒトの首なり、生身なりを付録につけてやってもよい。そのことも忘れずに」。

★ミッターマイヤーが宇宙艦隊司令長官の座を退くとラインハルトに申し入れた時、ラインハルトは冗談混じりに言った。「卿は30代もまだ前半で退役生活にはいりたいというのだな。わが軍最高の勇将が、あのヤン・ウェンリーの人生観に倣うとは思わなかったぞ」

★ラングの陰謀をミッターマイヤーも見抜いていた。ロイエンタールの思いを代弁するかのように害虫の駆除を図ろうとしたが、ケスラーに諫められた。オーベルシュタインは全て見抜いているはずであるが...。(ラングは逮捕されたが、事態は改善されなかった)

★ロイエンタールとミッターマイヤーの双璧が対峙する。ミッターマイヤーは、最後まで対決を回避するように試みるが...。