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バルバロッサさんの伝言板

第3話 〜流れる血の悲しみ〜


第3話は、「ハイネセンの危機」の予定でしたが、
帝国の方をそろそろ書きたいという、作者の勝手な意見から、
題名を変更させていただきます。 勝手な言い分、どうぞお許しください。
陛下、私のわがままをお許しください。 この罪、必ず償います。
そうそう、この話に皆さんを出したいと思うんですけど、
帝国・同盟・フェザーン・地球教・平民・出すな!!、どれががいいですか?
期限:来週の月曜日まで 多数の応募お待ちしております。

<次回 第3話 流れる血の悲しみ>


<第3話 流れる血の悲しみ>

ジンツァー「閣下、シュターデン提督が帰還なされました」
バルバロッサ「ほう、聞くところによると大敗したというが・・・」
ジンツァー「お会いになりますか?」
バルバロッサ「ああ、奴の無様な姿を見に行くとするか」
ジンツァー「はっ」

ホテルのバーにて・・・

バルバロッサ「おや?これはこれは、シュターデン提督」
シュターデン「何の用だ、小僧」
バルバロッサ「いえ、ただお見舞いに来たのですよ。ご無事でなによりです」
シュターデン「黙れ小僧!!貴様の顔を見ると、酒がまずくなるわ!!」
バルバロッサ「やれやれ・・・」

元帥府にて・・・

ラインハルト「人事の変更を申し渡す」
ミッターマイヤー「変更・・・ですか?」
ラインハルト「そうだ、ビッテンフェルト提督」
ビッテンフェルト「はっ」
ラインハルト「卿の参謀としてHiro9准将を加える」
ミッターマイヤー「Hiro9准将ですか?」
ビッテンフェルト「どういう奴なんだ?ミッターマイヤー」
ミッターマイヤー「22歳と年は若いが、冷静さと豪胆さを併せ持つ奴だ」
ビッテンフェルト「ほう、それは頼もしい」
ラインハルト「どうだ、異存はあるか?ビッテンフェルト」
ビッテンフェルト「いえ、ありません」
ラインハルト「そうか、今日はこれまでとする。解散」

                      <続く>


ラインハルト「キルヒアイス」
キルヒアイス「はい」
ラインハルト「バルバロッサという者を知っているか?」
キルヒアイス「はい」
ラインハルト「おまえの旗艦と同じ名前だが、どういう奴だと思う?
       麾下に加えようかと思うのだが・・・」
キルヒアイス「私と同じ平民出身で、22歳という若さにもかかわらず、
       戦局を見る目は確かだと聞いております。
       門閥貴族とも仲が良くなく、そのクールさゆえに、
       他人から非難を受けることもあるとか・・・
       でも、仲間にすることができれば、心強い味方になってくれると思います」
ラインハルト「やっぱり、お前もそう思うか。
       よし、明日元帥府に呼んでみよう。
       キルヒアイス、バルバロッサ中将に連絡しておいてくれ」
キルヒアイス「わかりました」

次の日、元帥府にて・・・

ラインハルト「バルバロッサ中将」
バルバロッサ「はっ」
ラインハルト「卿の噂は常々聞いている、
       予の麾下に入り、予のために働いてくれぬか?」
バルバロッサ「私のような者に、もったいないお言葉でございます。
       このバルバロッサ、閣下の御ために働きましょう」
ラインハルト「うむ、頼むぞ」
バルバロッサ「はっ」
キルヒアイス「これで、また一人新しい仲間が加わりましたね」
ラインハルト「ああ、これで私の夢にまた1歩近づいた」

                    <続>


一方同盟では、元帥号を授けられた仕官がいた。

ヨブ「評議会の会議の結果、リョクラン大将を元帥に昇進させる事となった。
   これからも、同盟のために戦ってください」
リョクラン「・・・・・・・・はい、ありがとうございます」

1ヶ月後・・・

パトリチェフ「提督、大変です!!」
リョクラン「どうしたというのだ?」
パトリチェフ「帝国で内乱が起きました!!」
リョクラン「そうか、始まったか・・・」
パトリチェフ「どうします?」
リョクラン「ビュコック大将とヤン中将に通信をつないでくれ」
ヤン「始まりましたね」
リョクラン「ああ」
ビュコック「漁夫の利を得たいところですが、おそらく・・・」
ヤン「ええ、ローエングラム候が、こちらに何の手も打たずに起こしたとは考えられません」
リョクラン「同感だ。おそらく、先週の捕虜交換のときにスパイらしき人間が送り込まれているに違いない」
ビュコック「どうする?」
ヤン「もし、今こちらでも内乱が起こられると、大変な事になってしまいます」
リョクラン「ビュコック提督、すまないが早急に反乱軍討伐用の書を用意してもらいたい」
ビュコック「わかりました。用意しておきましょう。
      そんな物が無意味になってくれればよいが・・・」
ヤン「まったくです」 リョクラン「ヤン提督、もし内乱が起こってしまった場合、
  イゼルローンの全軍を率いて、 ハイネセンを解放してくれ」
ヤン「わかりました」
リョクラン「ビュコック提督は、内乱が起こるのを事前に察知し、犯人を捕らえてもらいたい」
ビュコック「責任重大ですな」
リョクラン「私も、アムリッツァの駐留艦隊を率いてすぐにそちらに向かう」
ビュコック「わかりました」
リョクラン「では、何事も起こらない事を願って」
ビュコック「まったくですな」
ヤン「ええ」

しかし、その2週間後に悲劇は始まった・・・

                      <続>


ビュコック「遅かったか・・・」
バーラト星系が、完全に革命軍によって占拠されてしまった
そして、ビュコック大将も監禁された その頃、帝国の方では・・・
キルヒアイス「ラインハルト様、いかに門閥貴族を討つためとはいえ、同盟に内乱を起こさせるなど!!」
ラインハルト「お前の気持ちは分かる。しかし、こうしなければ俺達の夢は叶わないんだ。
        避けては通れないんだ」
キルヒアイス「ラインハルト様・・・・・。
        すみませんでした。閣下の意に従います」
ラインハルト「そうか、すまんなキルヒアイス」

コンコン・・・

オーベルシュタイン「閣下、門閥貴族どもが動き出しました」
ラインハルト「わかった、全員を招集してくれ」
オーベルシュタイン「はっ」
ラインハルト「行くぞ、キルヒアイス」
キルヒアイス「はっ。   (夢をかなえるため・・・   避けては通れぬ道か・・・)」

会議室にて・・・

ラインハルト「門閥貴族どもは、ガイエスブルグ要塞に立てこもった。
        そこに向けて、全軍出撃をかけるが、
        その前のレンテンベルグ要塞を取らなければ、後ろから包囲殲滅を受けるかもしれん。
        そこで、ミッターマイヤー・ロイエンタール」
ミッターマイヤー・ロイエンタール「はっ」
ラインハルト「両名に命ずる。 我々よりも先に出撃し、見事レンテンベルグ要塞を落としてみよ」
ミッターマイヤー・ロイエンタール「はっ」
ラインハルト「ミッターマイヤーらが出撃した3日後に我々も出撃する。
        卿らの善戦を期待する」

次の日・・・
ミッターマイヤーとロイエンタールが出撃した 3日後・・・

兵士「閣下、反乱軍の呼び名を決めてもらいたいのですが・・・」
ラインハルト「呼び名?」
兵士「『反乱軍』という名は自由惑星同盟に使用しているために、使えないのです」
ラインハルト「そうだ、いいのがある。『賊軍』というのだ」
兵士「『賊軍』ですか?」
ラインハルト「奴等には、それぐらいで丁度いいだろう?」
兵士「はい!!」
ラインハルト「これより、『賊軍』を討つ!!全艦、出撃!!」

世界の歴史に一つのピリオドを打つかもしれない戦いが、今始まった・・・

                     <続>


ミッターマイヤー「レンテンベルグ要塞占拠作戦を実行する。
          1番隊、2番隊突撃!!」 10分後・・・・・
ロイエンタール「全滅だと!?」
ミッターマイヤー「どういうことだ!!誰か状況を報告しろ!!」
ロイエンタール「3番隊突撃!!」
兵士「閣下、何者かが、回線に割り込んできました!!」
オフレッサー「がははははは・・・
        どうした、金髪の小僧の低能どもが!!」
ミッターマイヤー「オフレッサー!?」
ロイエンタール「なんと・・・」

ズバッ!! 突撃兵「うわぁぁぁぁぁぁ」

オフレッサー「げへへへへ・・・
        このオフレッサー様に手も足も出まい。
        悔しかったら、そんなとこに隠れてないで、俺様と戦え!!」
ロイエンタール「奴と1対1になったら、卿はどうする?」
ミッターマイヤー「真っ先に逃げ出したい気分だね」
ロイエンタール「まったくだ。
         奴は勇者だが、少しばかり生まれてくるのが遅かったな」
ミッターマイヤー「そうだな・・・1000万年くらい前の勇者だな」
兵士「閣下、ブリュンヒルドから通信です」
ミッターマイヤー「つないでくれ」
ラインハルト「どうだ?調子は」
ミッターマイヤー「それが・・・」
オフレッサー「今ごろ来たか、金髪の小僧が!!」
ラインハルト「・・・・・・」
オフレッサー「俺様が恐くて、口がきけんのか?
        姉のスカートに隠れずに、出てこいよ。
        それとも、逃げ出すか?
        助けて、お姉様ぁ、ってか?
        ははははははは・・・・・・・」
ラインハルト「ミッターマイヤー・ロイエンタール、
        奴を、私の前に連れて来い、たとえ、腕を引きち切ってでも連れて来るんだ!!」
ミッターマイヤー・ロイエンタール「ははっ」
ミッターマイヤー「それにしても、殺すことすら難しいのに、捕らえてこいとは・・・」
ロイエンタール「まったくだ・・・ローエングラム閣下も、所詮は人の子ということか・・・」
ミッターマイヤー「例の準備をさせるとするか」
ロイエンタール「そうだな」
ミッターマイヤー「4番隊・5番隊突撃!!
          続いて、工作班も出撃!!」


ロイエンタール「6番隊出撃!!」
ミッターマイヤー「例の用意は」
兵士「ほぼ完成です」
ロイエンタール「ならば、行くとするか」
兵士「本当に行かれるのですか?なにも閣下が行かなくてもよろしいと思いますが・・・」
ミッターマイヤー「俺たち二人は大将、オフレッサーは上級大将。つりあいが取れていいだろう。
          では、行くぞ!!」
ロイエンタール「7番隊は付いてこい!!8番隊は予備兵力として、後方に待機」

要塞にて・・・

オフレッサー「疾風ウォルフとヘテロクロミアか。二人がかりならば、俺様にかなうと思っているのか!!
        所詮、金髪の小僧の知恵はその程度か」
ロイエンタール「やはり貴様は1000万年前の勇者だ。生まれてくるのが、遅すぎたようだな」
オフレッサー「ほざいたなぁ!!」キン!!
ロイエンタール「くっ!!」
ミッターマイヤー「一時後退する」
オフレッサー「逃がすかぁ!!」
ロイエンタール「(まだか!!これ以上は・・・)」
ミッターマイヤー「(見えた!!あそこだ)」
オフレッサー「待ちやがれぇ!!」

ドカーーーーーン!!

オフレッサー「うおっ!!何だ!?」
ロイエンタール「ははは」
オフレッサー「卑怯な!!」
ミッターマイヤー「貴様にはこの程度の罠(落とし穴)で十分だったな」
オフレッサー「貴様ら・・・」
ロイエンタール「オフレッサーは捕らえた、あとの奴等はザコだ。全軍突撃!!」
要塞兵「オフレッサー上級大将がやられた・・・逃げろー」
そして、要塞はミッターマイヤーとロイエンタールらにより占拠された。
ミッターマイヤー「オフレッサーを捕らえました」
ラインハルト「よくやった」
ロイエンタール「いかがいたしましょうか」
ラインハルト「公開処刑にでもしてやるか」
オーベルシュタイン「お待ちください、閣下」
ラインハルト「何だ」
オーベルシュタイン「奴を生きたままガイエスブルグに返すのです」
ラインハルト「何だと!?」
ミッターマイヤー「ばかな!!奴に、どれだけの兵士が殺されたことか!!
          即刻、処刑すべきだ!!」
ロイエンタール「同感だ。まして、生きたまま返すなど!!」
ラインハルト「オーベルシュタイン、どういうことか説明してもらおうか?」
オーベルシュタイン「今彼を殺せば、「不屈の勇者」として、彼は祭り上げられることとなります。
            そのようなことを、閣下は望まれますまい。」
ラインハルト「当たり前だ」
オーベルシュタイン「ところが、彼を生きたまま返せば、貴族たちはどう思うでしょうか?」
ラインハルト「分かった、卿に任せる。
        ミッターマイヤー、ロイエンタール、聞いての通りだ。
        この件は、オーベルシュタインに任せる」
ミッターマイヤー・ロイエンタール「御意」
ラインハルト「二人ともご苦労であった」

ガチャッ!!(鍵が開く音)

オフレッサー「どういうことだ?これは」

フェルナー「あなた様を開放しろと、上からの命令です。 
      あちらに船をご用意しましたので、そちらでお帰りください」
オフレッサー「どういうつもりかは知らんが、恩を着せても無駄だぞ」
フェルナー「・・・・・・」
オフレッサー「ふん、その甘さが命取りになるぞ」

こうして、オフレッサーはガイエスブルグ要塞に帰還した。


オフレッサーは無事、ガイエスブルグ要塞に帰還できたが、
そこで、彼は思いがけない出来事に遭遇した。

オフレッサー「!!」
アンスバッハ「レンテンベルグ要塞で奮戦なさったオフッレサー上級大将ですな?」
オフレッサー「当たり前だ!!それより、この出迎えはどういう事だ!!」
アンスバッハ「お待ちしておりました、ブラウンシュバイク公がお待ちかねです」

そして、オフレッサーはブラウンシュバイクが待つ部屋へ向かった。
しかし、そこでも銃を持った兵士たちが大勢待ち構えていた。

オフレッサー「・・・・・・」
ブラウンシュバイク「よく生きて帰ってこれたな!!」
オフレッサー「!?」
ブラウンシュバイク「見ろ!!卿の主だった部下たちはみんな処刑されてるというのに!!」
オフレッサー「な・・・!!」
ブラウンシュバイク「卿だけ生きて帰ってこれたのも、
          金髪の小僧に良心を売り渡したからであろう!!」
オフレッサー「ばかな!!」
ブラウンシュバイク「私の命をやるとでも約束したか!!
          この裏切り者を殺せ!!」
オフレッサー「何を言われるか、ブラウンシュバイク公。
       俺の話を聞いてくれ!!」
ブラウンシュバイク「ひぃ!!」
アンスバッハ「銃はいかん!取り押さえろ!!」
オフレッサー「何をするかぁ!!これは罠だ!!解らんのかこの低能ども!!」

バシュ!!

こうして、無実の罪を着せられたオフレッサーは 「裏切り者」として、銃殺された。
ラインハルト「そうか、オフレッサーは殺されたか」

オーベルシュタイン「はい、しかも裏切り者として」
ミッターマイヤー「たしかに、オーベルシュタインは頭が切れる。
         実際、効果も抜群だった」
ロイエンタール「ああ、あれで門閥貴族どもに動揺ができる」
ミッターマイヤー「しかし、どうも奴のやり方は好かん」
ロイエンタール「まったくだ、はたして、オーベルシュタインはローエングラム閣下に
        吉となるか、凶となるか・・・」
                           


(中略)

数々の小戦闘を勝ち進み、ラインハルトの艦隊は ガルミッシュ要塞を落とすだけとなった。

ブラウンシュバイク「ア、アンスバッハ、アンスバッハ!!」
アンスバッハ「はっ」
ブラウンシュバイク「わ、私はもう地位も名誉もいらん。だから、命だけは助かりたいのだが、何か良い方法はないものか」
アンスバッハ「もう、今更無理でしょう」
ブラウンシュバイク「そうか・・・なら、せめて楽に殺してくれ。痛いのは嫌だぞ」
アンスバッハ「そういうこともあろうかと、既に用意しております」
ブラウンシュバイク「そ、そうか。だが、あの金髪の小僧がのうのうと生きていれば、死ぬに死にきれん。奴を、倒してくれ」
アンスバッハ「わかりました、すべて御任せください」
ブラウンシュバイク「そうか、それを聞いて安心した」

ゴクゴクバタッ ブラウンシュバイクは毒薬を飲みそのまま息絶えた。
ブラウンシュバイクの兵士たちも降伏し、これで内戦が終わったかのように思えた。
だが、この後思いもしないことが、ラインハルトたちを襲うのであった。
          <続>


一人ガイエスブルク要塞に残ったアンスバッハは、ある計画を練っていた。
アンスバッハ「ローエングラム侯、さらばだ!!」
アンスバッハはラインハルトの旗艦ブリュンヒルドに要塞ごと突撃をかけた
兵士「大変です!!ガイエスブルグ要塞が猛スピードでこちらに向かってきました!!」
ラインハルト「なんだとっ!?」
兵士「予想接触時間、1130!!」
ラインハルト「ちっ、回避しろ」
兵士「間に合いそうにありません!!」

キルヒアイス旗艦バルバロッサ内・・・

兵士A「大変です!!」
ベルゲングリューン「どうした!」
兵士A「ガイエスブルグ要塞が、ブリュンヒルドに向かっています!!」
キルヒアイス「ほんとうか!!」
兵士A「モニターをご覧ください!!」
キルヒアイス「予想接触時間は!!」
兵士A「1130です!!」
キルヒアイス「参謀長」
ベルゲングリューン「はっ」
キルヒアイス「卿はこの艦の将兵等と共に脱出しろ」
ベルゲングリューン「閣下・・・いえ、私もここに残ります」
キルヒアイス「・・・・・・そうか、すまない」
ベルゲングリューン「この艦に搭乗する全将兵等に告ぐ、直ちにこの艦を降り、別の艦に乗り込め」
キルヒアイス「さ、卿等も早く降りるんだ」
兵士A「いえ、私もここに残ります」
兵士B「私もここに残ります」
兵士C「閣下、お供させてください」
空戦隊兵士「そうですよ、水臭いですよ、閣下」
陸戦隊兵士「我々もお供します」
分艦隊長「我々は閣下の部下です。部下が指揮官を守らなくてどうしますか」
キルヒアイス「そうかすまない・・・」
ベルゲングリューン「閣下・・・」
キルヒアイス「全艦、最大全速!!目標、ガイエスブルグ要塞!!」

同じくその頃、ベイオ・ウルフやトリスタンの艦内でも・・・
ミッターマイヤー「今より、ローエングラム侯をお救いする!!」
ロイエンタール「全艦、最大全速!!」
ミッターマイヤー「目標・・・」
ウォルフ&オスカー「ガイエスブルグ要塞!!」

ケーニヒスティーゲルの艦内も・・・
Hiro9「閣下、黒色槍騎兵の真の力を今こそ他の者に見せるべきです!!」
ビッテンフェルト「はっはっは・・・卿に言われなくともわかっている!!行くぞ!!」
Hiro9「はっ!!」
ビッテンフェルト「全艦突撃!!目標、ガイエスブルグ要塞!!」
バルバロッサ艦内・・・

キルヒアイス「あそこか!!ラインハルト様!!」
ブリュンヒルド艦内・・・
兵士「だめです!!間に合いません!!」
ガンッ!!(ぶつかる音)
ヒュン!!(なにかが迫る音)
グサッ!!(刺さる音)

ラインハルト「くっ・・・かすっただけか・・・」
オーベルシュタイン「うっ・・・」
ラインハルト「オーベルシュタイン!!」
オーベルシュタイン「ご無事・・・で・・・すか・・・閣下」
ラインハルト「軍医を呼べ」
オーベルシュタイン「おやめください・・・もう無理・・・で・・・す・・・」
ラインハルト「オーベルシュタイン!!」
ガイエスブルグ要塞はブリュンヒルドの左側面をかすって通り過ぎていったが、
その衝撃によりちぎれたワイヤーがオーベルシュタインの左胸を襲った。
そして、すぐにそのまま息を引き取った
兵士「大変です!!」
ラインハルト「・・・・・・」
兵士「ガイエスブルグ要塞が後ろから再度突撃をかけてきました!!」
ラインハルト「姉上・・・キルヒアイス・・・俺はこんな所で死ぬわけにはいかんのに・・・」
キルヒアイス「全艦一点に攻撃を集中させろ!!ファイエル!!」
他の提督の方々「ファイエル!!」

ヒューン!!(主砲が飛んでいく音)
ドーン!!(当たった音)
ラインハルト「何だっ!?」
兵士「味方です!!」
ラインハルト「・・・・・・」
兵士「通信が入っております」
ラインハルト「!!キルヒアイス!!」
キルヒアイス「ローエングラム侯、お助けに参りました」
ラインハルト「キルヒアイス、よく来てくれた」
キルヒアイス「私だけではありません、他の提督方も一緒です」
他の提督方「閣下!!」
ラインハルト「すまない、よく来てくれた!!」
キルヒアイス「さ、今のうちに私の艦へ!!」
ラインハルト「わかった」
ラインハルトがバルバロッサに移動中、ガイエスグルグ要塞は鬼畜の勢いで再度突撃をかけた
兵士「ガイエスブルグ要塞が、こちらに向かってきております!!」
ラインハルト「・・・・・・」

もうだめかと一瞬諦めていた、その時
兵士「ガイエスブルグ要塞に、突っ込んでいく艦隊があります!!」
ラインハルト「あれは・・・」
兵士「その艦隊からの通信です」
???「私にはもう生きていく場所がない、あなたのことが嫌いなわけではないが、あなたの下で働く気にはなれない。
     だが、あなたをここで死なせるわけにはいかないと思い、勝手な行動に出た。
     銀河帝国に栄光あれ、プロージット」 ラインハルト「あの老将・・・」
ガーン!!(ぶつかる音)
ドーーーーン!!(爆発した音)
兵士「ガイエスブルグ要塞が破壊されました」
こうして、オーベルシュタインとメルカッツの死を悼みながら、 ラインハルトはオーディンに帰還し、
内乱の張本人であるリヒテンラーデを失脚させた。
そして、自らは宰相となり、無事内乱を終結させた。

<第3話 流れる血の悲しみ 終>
<第4話 未定>                        銀河の歴史がまた1ページ・・・