TOP > バルバロッサさんの伝言板

バルバロッサさんの伝言板

第2話 〜トリューニヒトの陰謀〜


民衆「おおっ!!ミラクルヤンのお帰りだ!!」

ヤン「(やれやれ、一難去ってまた一難か・・・)」

ユリアン「(提督、大人気ですね)」

ヤン「(やめてくれよ、ユリアン)」

民衆「あっ、トリューニヒト議長だ!!」

トリューニヒト(以下議長)「ヤン提督!!」

ヤン「(何でこんな奴と握手を交わさなきゃならないんだ?
   ここは、個人の自由が認められているんじゃないのか?)」

議長「無事に帰還できることを、心より祈ってましたよ」

ヤン「ど・・・どうも」

議長「どうです?今夜一緒に食事でも・・・」

ヤン「お気持ちはありがたいのですが、まだ仕事がありますんで・・・」

議長「それはしかたありませんね、それでは国家のために頑張って下さい」 ヤン「はぁ・・・、努力してみます」

議長「期待しているよ。
   (『ミラクルヤンの無事な帰還を心から喜んだ議長』か・・・
   これで次の選挙は確実だろう。
   まてよ、あと一つぐらいあった方がより確実だな。
   ヤン提督、また働いてもらいますよ、私のために)」
                                    <続>


   注:この作品は、一部私の偏見をもとに人物像が描かれていたりします。
     もし、お気に入りにキャラが変な風に書かれていても、決して怒らないで下さい。
    ご意見、ご感想お待ちしております。
     kjさん、陛下、その他の皆様方、応援本当にありがとうございます。
    これからも頑張ります。


ヤン「やれやれ、やっと終ったか・・・」

ユリアン「提督、テレビ局が来てるんですから、もっと笑顔を見せればよかったのに・・・
     そうすれば、提督ももう少しもてると思うんだけどなぁ」

ヤン「からかうんじゃないよユリアン」

ユリアン「でも、ポプラン少佐やシェーンコップ准将も言ってましたよ、同じような事を」

ヤン「まったく・・・」

ピピーーーーーー

ユリアン「提督、キャゼルヌ中将から通信が入っています」

ヤン「わかった」

キャゼルヌ「ヤン、お前さんもう少しかっこよく映れんのか?」

ヤン「ユリアンにも同じ事言われましたよ」

キャゼルヌ「そんなことより、シトレ本部長がお前さんに話があるそうだ。
       本部まで来てくれだとさ」

ヤン「戦った後なのに、休暇ももらえないのか」

キャゼルヌ「そこでぼやいても仕方がないだろう。早く来い」

ヤン「わかりました、すぐに行きます」

プツン

ヤン「それじゃぁユリアン、行ってくるから、眠れる時に寝ておくんだぞ」

ユリアン「はい、いってらっしゃい」
                        <続>


本部にて・・・

ヤン「ヤン=ウェンリーです」

シトレ「入りたまえ」

プシューーーーーーーー

シトレ「この度の戦い見事だった、ヤン大将」

ヤン「本部長、私は・・・」

シトレ「昇進だよ」

ヤン「昇進ですか・・・」

シトレ「ああ、最高評議会で決まったのだ」

ヤン「えっ!?最高評議会で・・・ですか?」

シトレ「国民の英雄たるヤン提督には、それ相応の位が必要だと議長が言ったのだ」

ヤン「議長が!?」

シトレ「そうだ、明日にでも発表されるだろう。
    どうする、辞退するか?」

ヤン「いえ、ただ・・・」

シトレ「ただ・・・どうした?」

ヤン「いえ、何でもありません。
   話はそれだけですか?」

シトレ「あぁ」

ヤン「では、失礼します」

プシューーーーー

ヤン「(トリューニヒトの奴、人を政治のために・・・
   いや、自分の地位のために・・・か)」
                               <続>


次の日・・・

民衆「ヤン提督を大将に昇進させたそうですが・・・」

議長「あぁ、私は昨日、軍部の方にヤン中将を大将に任ずる事を提案した。
   しかし、すぐには受け入れてはもらえなかった。
   でも、私はここで引き下がらず、軍部の方々に説得を試みた。
   そこで、私は言った。『自由惑星同盟のために戦ってくれているヤン提督に、少しでも私は力になりたい。
   それに、提督の功績は大将になるのに十分だと私は信じている』    と。
   すると軍部の方々も認めて、ヤン提督を大将に昇進する事が叶ったのだ。
   彼にはこれからも、自由惑星同盟のために戦ってもらいたいものです」

民衆「まったくその通りですね」

民衆2「自由惑星同盟バンザーイ!!
    ヤン提督バンザーイ!!
    トリューニヒト議長バンザーイ!!」

議長「(これで、決まりだな)」
                             <続>


選挙の日・・・ 選挙管理委員3万4918票を獲得したトリューニヒト議長が、
      次期『自由惑星同盟最高評議会委員長』に決定しました」

民衆わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」

パチパチパチパチパチパチ

トリューニヒト委員長(以下委員長)「ありがとう、皆さん。
                 皆さんのおかげで・・・・・
                 ・・・・・(中略)・・・・・
                 ・・・本当にありがとうございました」

選管「トリューニヒト委員長、喜びのお言葉でした。
  では、続いて国歌を斉唱したいと思います」

一方、そのころ・・・

???「トリューニヒトが、とうとうなってしまったか 」

???「奴め、民衆を取り込んでしまいやがった」

???「まぁ、いい。奴が生きていられるのも、後わずか。
    十分に楽しんでおくがいい」

???「そんな事より、ヤンをどうします?」

???「うーむ、仲間になってくれれば、迎える
    もしそうでないときは、仕方ないが死んでもらう 」


<第2話 トリューニヒトの陰謀 終>

<次回 ハイネセンの危機>

               銀河の歴史がまた1ページ」