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2007.01.02 スポリセのパワーチェック

 NISMOのフルキットのスポリセ仕様のパワーチェックをしてみました。あくまでも参考値ということでご覧ください。測定したクルマは2006年3月登録車で、いわゆる「MC後車」と呼ばれて、内装や外装、エンジンが改善された車種となります。NISMOのフルスポリセ仕様ですが、NISMOのヴェルディナステンレスマフラーが日産社内の騒音基準値(あくまでも社内の問題で車検等には問題ありません)をクリアできないという理由で廃止されましたので、現在はNISMO店では、フルキットのスポリセ仕様は組めないことになっています。

スポリセの特徴としては、過去の記事(2006.07.18など)に書いたとおり、低回転域でのレスポンスの改善が体感できてました。高回転域でのパワーがどうでるか興味深々でした。計測に当たっての期待値は、カタログ値の294馬力のクリアでした。また、トルクもカタログスペック上、37.0kgmから35.7kgmにダウンしてましたので、実測ではどのくらいになるか興味がありました。

さて、測定結果としては、意外にも高回転でのパワー特性も良く、フルキットのスポリセ仕様は、300馬力に達することがわかりました。(注意:サンプルが少なすぎることに留意)MC前車では、吸排気+ECUチューンで280馬力前後でしたから、MC後車では300馬力前後の改善が見込めます。



最大馬力は、6300回転をピークとしておりますが、グラフの通りTOPエンドまでパワーが付いてきていることが判ります。従来のエンジン仕様ですと6200回転をピークに急激にパワーダウンしていたことに比べて高回転型エンジン仕様の特徴が出ております。実際にも高回転まで回してもストレスなく吹き上がり、パワーが付いてくるという体感を裏付けています。


トルクは、2000回転から図太いトルクを発生し、TOPエンドまで持続します。従来型のエンジンでは、6000回転を超えたあたりから急激にトルクダウンしていたのに対して、かなり改善されてます。また、気になる最大トルクも37.3kgmもあり、問題ありませんでした。


2006.07.18 スポリセのインプレ

マイナーチェンジ車はノーマル仕様でも出来が良いので、スポリセ装着(フルキットの状態)でどう変わるか少々疑問でしたが、十分体感できるほどフィーリングがアップしました。

  1. 始動時は、エンジンの始動音が一段と重低音側に振れていい感じになりました。
  2. 発進時は軽い感じがします。低速トルクアップの効果だと思います。
  3. 低回転域(2000〜3000回転辺り)のアクセスレスポンスが向上。踏み込むとシャープに反応して前に出てくれます。6速での低回転域でもアクセルレスポンスは良く、踏めば前にでます。
  4. ノーマル時にあったエンジンフィーリングの粗さや、高回転まで回すときの息苦しさ、加速時の重さというものが軽減され、スムーズに吹き上がります。
  5. パワー感のアップ。トルクのアップとともにパワー感もアップしました。

全般的には、マイナーチェンジ前車とは、装着パーツの違いは、ECU(ECM)がIMPULとNISMOの違いだけですが、全然乗り味が違います。これは、ベースとなるエンジンスペックの違いとともに、レスポンス重視なスポリセと高回転重視のIMPULの味付けの違いかもしれません。自分がIMPULにしたときには、5000回転以上の気持ちよさが印象に残りましたが、スポリセは、2000〜3000回転辺りのレスポンスのシャープさが一番印象に残りました。もちろん、ベースとなるエンジンが良くなっているので高回転も気持ちよく回ります。

首都高の芝浦Pでは、R34乗りの中渡さんとZ33(黒)のkotakiさんに試乗してもらいました。
概ね、レスポンスの向上など好評でした。

<インプレ>
Z33スポリセ仕様のフィーリングですが、伊豆で試乗したスポリセ仕様同様に低速からのレスポンスがすばらしいです。
アクセルの開度に対するレスポンスに陶酔しているとあっという間に結構なスピード域に…^^;)
足回りはノーマルでしたが、特に不足は無かったです。重箱の隅を突付かしていただくと、(笑)
ホイールにやや重さを感じました。あと今後タイヤの山が無くなってきたら、グレードを上げてやるとさらに楽しくなりそうな感じがしました。


2006.07.17 スポリセ装着

 全体的には、4〜5時間くらい作業がかかるということだったので、お昼にクルマを預けて、夕方に取りに行きました。
 スポリセのベースキットとして一番時間のかかる作業はプラグ交換です。自宅で待機していましたが、5時間程かかりました。
 


■ECMの装着風景です。
助手席の足元にECM(コンピュータ)が装着されています。カードホルダーもはずされています。
■プラグの交換風景です
タワーバー、エンジンカバー、VDC、エアインテークパイプ、エンジン補機などをはずさないとプラグには辿りつきません。
■ECP本体
スポリセは、右側(奥)で、左はノーマルECMです。
スポリセの場合は、ECMの下取はないので、元のECMは手元に残ります。残っても、使い道はないのですが。(笑)
カタログとは違い、ECM本体はブラック塗装ではありませんでした。
但し、新品のECMが装着される(下取のECMを使いまわしされない)ので、中古品ではないです。

■NISMO ロングリーチイリジウムスパークプラグ#7
22401-RN020-07 5,040円(2本)×3セット
■NISMO スポーツエアフィルター(湿式)
16546-RN075 8,925円
スポリセのベースキットでは、プラグとエアフィルターが含まれています。

ラジエータキャップの下にスポリセの注意ステッカーが貼られます。

2006.07.14 体感試乗

今回はニスモパドック千葉でスポリセのコンピュータを装着してもらい、体感走行してきました。

 

 購入時から、今回のコンピュータチューンはスポリセにすることを決定していましたが、一度体感して確認してからと思っていました。
実は、3月の納車日にもニスモフェアで体感試乗会があったのですが、さすがに慣らしもしていない内に、スポリセ装着するのもなんだなぁということで次回をうかがっていました。7月に体感試乗会があるということで、満を持して乗ってきました。

 ECMは、助手席の足元にセットされました。装着やイモビライザー関係の電子キーのリセットなどに前後で30分ほどかかります。但し、当然ながらイリジウムのプラグとエアクリの装着はしませんので、実際のスポリセ装着時にはもっと体感がアップすると思います。余談ですが、このプラグ交換が一番の手間と時間がかかります。

さて、試乗した感想ですが、劇的な体感アップはなかったものの、ノーマルにあるエンジンフィーリングの粗さや、高回転まで回すときの息苦しさ、加速時の重さというものが軽減され、確かに気持ちよく乗れました。 もっともそう実感できたのは、ノーマルECUに戻った後に、自分のクルマに乗ってからです。(笑)

もともとスポリセにする予定でしたので、このフェアを切っ掛けに注文してきました。特典は、ニスモのエンジンオイル4Lのサービスですが、高い設定料金からすると、もの足りないですが、エンジンチューンは割引がありません。

スポリセは、諸般の事情でベースキットのみの設定になりましたが、すでにヴェルディナステンレスマフラーとキャタライザーを装着しているのでフルキットのスポリセが完成します。(MC後車には、軽量フライホイールの設定がありません)